花嫁の手紙の基本的な書き方

結婚式の披露宴ではたくさんの演出があります。
その中でも定番になっているのが花嫁の手紙です。
花嫁にとって育ててくれた両親に感謝の気持ちを伝えることができる機会です。

披露宴の終盤に行われることから、披露宴のクライマックスともいえる演出になるため、多くのゲストが注目しています。
結婚式の締めにもため、感動的な結婚式を演出したいと思うでしょう。

最近ではあまり手紙を書くという風習が少なくなり、どのような形で自分の気持ちを伝えたらいいのかわからなくなってしまうという人も多いです。
そこで手紙を書くときにわかりやすく、３つに分けてエピソードをまとめてみるのがおすすめです。

心がけることは、書き出し、エピソード、結びの順番で書いていくと内容もすっきりとまとまります。
書き出しではわかりやすい感謝の気持ちを伝え、そのあとには自分らしい言葉で照れたり、泣いてしまったりなど雰囲気が大きく変わるポイントといってもいいでしょう。

エピソードは誰もが合わるように具体的に示すようにしましょう。
両親のことを知らないゲストにも両親の人柄がわかるような内容がおすすめです。
そして最後の結びは、新郎の両親に向けた言葉やこれからどんな家庭を築いていきたいのかなどを伝えると印象的です。

子供のころのエピソードを添えて

エピソードとしてよく使用されるのが子供の時のエピソードです。
両親とともに遊んだことや旅行に行ったときどのように思ったのか、楽しいエピソードも多いです。

その反対に子供のころ体が弱かったエピソードは両親の思いなどが伝わり感動的な手紙になります。
ここまで成長できた感謝の気持ちや今があるのは両親のおかげと伝わるようなエピソードは感動を生み出します。
そのほかにも子供のころ初めてできたことをエピソードにするのもおすすめです。

これからの二人についても

両親に対する思いだけでなく、結婚は両家の結びつきと考える人たちも多いです。
両親や身内ばかりになってしまうと新婦側の親族だけが盛り上がってしまう可能性もあります。

そこで花嫁の手紙の中でこれからのことや新郎とのエピソードなども添えると会場全体が温かい雰囲気になります。
新郎と自分の父親が見ていると感じるところにポイントを挙げて話を組み立てると両家の結びつきも強く感じられます。
それぞれの両親のような夫婦になりたいという気持ちを添えるとより感動的になるでしょう。

また新婦にとってはお嫁に嫁ぐ家族に対して、これからよろしくお願いしますという気持ちを伝えるとより一層感動的になります。
新婦の手紙は結婚式のクライマックスに行われる演出です。
普段なかなかお礼が言えない人でも素直な気持ちを伝えることができます。
今までのアルバムなどを見ながら思い出を振り返って手紙をつづってみましょう。