結婚式に費用をかけるべきこだわりのポイント

結婚式には何百万もの費用がかかるといわれており、なかなかそのような大金を貯金していて、用意できるカップルも多くはないのではないでしょうか。普通に考えたら、独身時代から計画的に貯蓄できていなければ、いざ結婚式を挙げるといってもそう簡単にはいかないでしょう。しかしご祝儀や親御さんからの援助などで、実質的な自己負担額は、概ね50万円から125万円程度だと言われています。これだったら2人で出し合えば、支払えない額ではないかもしれませんね。
そこで限られた予算の中でこだわりの結婚式を実現させるために、結婚式の費用のかけ方についてここでは学んでいきましょう。

結婚式の費用の相場を知ろう

まずは全国の平均的な結婚式の相場を紹介すると、招待人数が60人ぐらいで250万円といわれています。おおよそ自己負担額は総額の30~50%と言われているので、この金額を聞いて思ったよりも高くないと感じる人もいるでしょう。しかしこれはあくまで平均値なため、250万円よりも安く結婚式を挙げているカップルもいれば、その逆に倍近く結婚式の費用をかけるカップルもいます。
このように金額の差が出てくる理由としては、招待客の人数とどこにお金をかけるのかという点が人によって異なるということです。
それでは具体的に結婚式のスタイルによって式場選びが異なってきて、それによって費用にどのような違いが生まれるかみていきましょう。

結婚式のスタイルによって異なる式場

結婚式は今カップルがあげたいと思う結婚式の雰囲気によって会場を選んでいます。豪華なホテルウエディング、特別感があるゲストハウスウエディング、施設が充実した結婚専門式場、アットホームなレストランウエディングなどがあります。結婚式場にはさまざまな種類があり、以下のようなタイプがあります。実際の費用は会場やプランにより異なりますが、ここでは一般的な相場を出しながら解説していきます。

ホテルウエディング(チャペル付き結婚式場)

ホテルの中にある結婚式場で、宿泊施設が併設されていることが一般的です。多くのホテルウエディングでは、宴会場やチャペル、ガーデンなど、さまざまな場所での挙式や披露宴が可能であり、プロのスタッフによるサポートも充実しています。ホテルの中にあるチャペルと結婚式場を利用するため約330万円が相場です。(参考»教会式の流れ

ガーデンウエディング

自然に囲まれた庭園や公園を会場として利用する結婚式場です。季節の花や緑を活かした装飾が特徴的であり、アウトドア感のある挙式や披露宴を行うことができます。自然に囲まれた庭園や公園を会場とした結婚式で、約100万円〜250万円以上

レストランウエディング

レストランやカフェを会場として利用する結婚式場で、おしゃれな雰囲気や美食を楽しみながらの結婚式ができます。親密な少人数の結婚式に向いていることが多いです。レストランやカフェを貸し切りにして会場とした結婚式は約100万円〜300万円です。

リゾート地人前式ウエディング

ハワイやビーチなど、リゾート地を会場として利用する結婚式場で、人前式と呼ばれる形式の挙式が特徴的です。アットホームな雰囲気やリゾート感を楽しむことができます。リゾート地を会場とした結婚式で旅費を除けば、約100万円〜250万円以上になります。(参考»人前式の流れ

伝統的な結式場

神社や寺院、神殿など、伝統的な日本の風習に基づいた挙式を行うことができる結婚式場です。日本の文化や伝統にこだわった結婚式を行いたいカップルに人気があります。神社や寺院、神殿などで約250万円です。(参考»神前式の流れ

ゲストハウスウエディング

ゲストハウスを会場に使ったアットホームな結婚式のスタイルで、少人数向きです。挙式や披露宴を同じ場所で行えるため便利であり、宿泊施設が併設されているのも魅力的。費用は施設やサービスにより異なり、一般的にはリーズナブルです。80万円~250万円。

*これらは一般的な相場であり、実際の費用は会場やプランにより異なりますので、正確な費用については各結婚式場にお問い合わせいただくか、詳細な見積もりを依頼して確認することをお勧めします。また、装花や衣装、写真・映像、飲食、司会者などのオプションサービスの追加料金も考慮に入れる必要があります。

その他にも、ヨットやクルーズ船を利用したクルーズウエディングや、自然や歴史的な建築物を活かした特別なロケーションを選ぶことができる結婚式場も好評です。さらに近年は、オリジナリティを重視したテーマウエディングや、デザイナーズウエディングなど個性豊かな結婚式場も増えています。

どの結婚式のスタイルを選ぶ?

この中で平均費用が高くなるのがホテルウエディングとゲストハウスウエディングです。ホテルウエディングは、立地の良さや品格、知名度などホテルウエディングの平均価格が約260万前後となっています。

そして最近人気が高いゲストハウスウェディングでは、ほとんどが一日一組の限定になっているため貸し切り状態になります。その分場合によってはどうしても割高になってしまいますが、参列したゲストには好きなように自由に散策してもらうこともでき、結婚式場全体が一つのテーマに沿った異空間のように演出できるので大変人気があります。

費用をかけるべきこだわりの4つのポイント

様々な結婚式の種類の中で人によって行いたいイメージが異なりますが、そして下記の4のポイントのどこにこだわるかによっても費用に大きな違いが出ます。

  1. 会場:挙式・披露宴会場の選定:挙式や披露宴が行われる会場は、結婚式の雰囲気や演出に大きく影響します。こだわりのある会場を選ぶことで、ゲストの思い出に残る特別な空間を演出することができます。
  2. 料理:ウエディングケーキや料理は結婚式のおもてなしの一部であり、ゲストに印象的な食事体験を提供することができます。こだわりのある料理やケーキを選ぶことで、味だけでなく見た目にもこだわった特別な一日を演出することができます。
  3. 衣裳新郎新婦の衣装は結婚式の演出において非常に重要です。こだわりのあるウエディングドレスやタキシードを選ぶことで、華やかで特別な雰囲気を醸し出します。
  4. 演出:フォトグラフィーや映像で結婚式の思い出を残すために、プロのフォトグラファーやビデオグラファーを起用することができます。一生に一度の特別な日を、高品質の写真や映像で記録することができます。また、結婚式会場の装飾や花は、会場の雰囲気やテーマを表現する重要な要素です。こだわりのある花や装飾を用いることで、結婚式場を一層華やかに演出することができます。

大きく分けてこの4点で結婚式の費用と大きく関係が出てきます。

会場や料理などは招待客の人数が多い場合、一人当たり数百円でも人数分でかけると大きな出費になることもあります。また衣裳もお色直しの回数や和装を着るのか着ないのかによっても費用が大きく異なります。

演出部分では、結婚式は新郎新婦が主役の場でもありますが、ゲストに対してのおもてなしの心は決して忘れてはいけません。最もおもてなしとして重要視される引き出物やゲストに配るギフトなどをどうするかによっても費用は変動しますが、ゲストを喜ばすものに対してはあまりけちらず、納得のいく商品を選ぶようにしたいものです。ギフト選びには結婚式や二次会向け、お祝いやご挨拶に人気のあるギフト選びができるギフトのモモフクで探してみてはいかがでしょうか。

まとめ

さて、今回は結婚式の費用に関して紹介してきました。結婚式のスタイルを選択するには、費用相場と予算を照らし合わせてみてください。さらに、4つのポイント会場、料理、演出、衣裳にフォーカスして深いこだわりをどこにどれだけ費用をかけれるのかを考え、取捨選択しながら進めてみましょう。