リングボーイ・リングガール

参列するゲストの中には子供連れの人もいます。
特に身内の場合は、親族に当たるため家族で出席するのが一般的です。
また結婚式に対してしきたりを重んじる地域であれば、より幅の広い親せきを招待することが多いです。

新郎新婦より年上で先に結婚した親族がいる場合は、子供が一緒に参列することになります。
子供がいる結婚式では、子供ならではの無邪気さやかわいらしさが会場をにこやかな雰囲気にしてくれます。

そんな子供たちが活躍する定番といえば、リングボーイ、リングガールとしての役目です。
挙式の際に新郎新婦の結婚指輪を運ぶ役目を果たしてくれます。
子供が緊張して慣れないながらも一歩一歩進んでいく姿は、微笑ましい気持ちになります。

４歳から6歳ぐらいの子供に参加してもらうことが多いです。
挙式の厳粛な雰囲気を少しだけ穏やかにして、リラックスした雰囲気を生み出してくれます。

フラワーガール・フラワーボーイ

リングボーイ・リングガール同様、結婚式の定番となる子供の演出として花にまつわる演出があげられます。
挙式で行われるフラワーガール・フラワーボーイの役目は、新婦が入場する前に花びらをまいて歩くことです。

大きなかごの中には様々な色目の花ビラがあり、それを小さな手でたくさん握って一生懸命に花をまいている姿は多くのゲストたちを笑顔にしてくれます。
フラワーガールやフラワーボーイは新婦が通るバージンロードを、花びらで清めるというとても大事な役目です。
ただかわいらしい演出ではなく、しっかりと意味のある行為です。

そしてもう一つ花の演出といえば、披露宴中に行われる子供からの花束贈呈です。
大きな花束を持った子供たちが結婚のお祝いの言葉を伝えます。
まだしっかり話ができないぐらいの子供がおめでとうとマイクで伝える姿は会場全体を和やかな雰囲気にしてくれます。
花束のお礼に新郎新婦からプレゼントをもらい喜んでいる姿もとてもキュートです。

披露宴の中での演出

披露宴の中で本来なら大人がつとめる役目を子供が行うことで、披露宴が和やかな雰囲気にすることも出来ます。
披露宴の中でも大役なのが、乾杯のあいさつです。

乾杯の挨拶は新郎新婦のお世話になっている目上の方にお願いするのが一般的で、堅苦しくなることが多いです。
その乾杯の挨拶を子供が行うことで、和やかな雰囲気で披露宴が始まります。
堅苦しい感じの披露宴ではなくアットホームな披露宴を望むカップルにはお勧めです。

また新郎新婦がデザートバイトを行う場合に、取り分けたケーキやフルーツを各テーブルに子供たちが届けてもらうお手伝いをしてもらうのもとてもかわいらしい光景です。
お手伝いをしてくれた子供たちに対して最後に新郎新婦からプレゼントの演出などを行うとより和やかな式になります。
子供が参列してくれる場合、年齢に応じて出来そうな演出に協力してもらうようにしましょう。